
子供のころ
うちでは食卓テーブルに
インスタントコーヒーとクリープとグラニュー糖の3点セット
その横にポット(電機ではないポット)
両親が1日に何杯も飲んでいた。
私は中3の受験勉強のころから飲み始めたかな…
コーヒー、クリープ、グラニュー糖を各スプーン1杯ずつ
って決まっていました。
子育てしていた20代のころ
ママ友とお互いのお宅に行き来してるときも
どこのお宅も 当たり前のように配分も聞かずに
マグカップにそれが出てきて もてなしてくれていた。
独身の時にレストランや喫茶店にお勤めしていた私は、
挽き豆から淹れたコーヒーならブラックで飲めたけど
インスタントコーヒーはクリープとお砂糖でしか飲めなかった。
缶コーヒーも甘くて
ブラックがでてきたのってだいぶ後ですよね
あ。缶コーヒーといえば 昔、小樽にはDydo自販機なかなか無いので探してた
あのダイドーブレンドコーヒーが3点セットに一番近い味と思います。
1975年から変わらぬ味だって~
いつごろからか家庭用コーヒーメーカー流行って
実家のコーヒー3点セットが消え 実家だけでなく
お友達の家でも親戚の家でも
コーヒーメーカーで落としたコーヒーで
もてなすのがステイタスっぽくなりましたね。
最近、カフェやレストランでは
コーヒーマシーン(ボタン一つで淹れられる)や
コーヒーメーカーお使いのお店が多いように思いますが
当店では 置く場所と予算が無くて...
...っていうことではなく... それもあるけど...
ハンドドリップコーヒーに こだわっています。
1杯のオーダーでも3杯分の豆を挽いた粉で2杯分ドリップします。
なぜか...
ゆっくり蒸らして しっかりコーヒーの味と香りを出し切るため
1杯分12g豆だけでドリップしたら
いくら上手にゆっくり淹れても薄くて
当店のブレンドは苦みとコクのバランスにこだわっているので
コーヒーマシーンだと薄くなり
コーヒーメーカー使うと濃く 渋みが出て
にがーくなってしまいます。
手おとし=ハンドドリップ ...で愛をたっぷり入れています。
愛は甘くないです。
いい~ あんばいの 苦みとコクがあなたの脳をやさしく刺激します。
いい~ あんばいの 苦味とコクにゆっくりと癒されて行きますよ。